2023年 この楽曲がすごかった マイベスト10
今年もやってまいりました。
本家関ジャムインスパイアのアレです。
また本家の放送までに間に合って良かった…
2022年の1位は「17/TOMOO」。
2022年 この楽曲がすごかった マイベスト10 - らすだいのデスブログ
2023年12月に仙台で行われた「TOMOO LIVE TOUR 2023-2024"TWO MOON"」に参加したのだが、やはり彼女の歌声、技術、グルーヴ感はホンモノ。弾き語りは特に彼女の音楽にかける想いを感じた。バラード・アップテンポ問わず魂を動かされる熱いライブで、本当に最高の時間だった。
今回の選考に先立って、TOMOOの「Super Ball」、フレデリックの「スパークルダンサー」、BE:FIRSTの「Mainstream」はいずれも良すぎて今年の上位を独占してしまう可能性があったため、好みが出過ぎるのを防ぐ目的で2022年にベスト10にランクインしたアーティストは殿堂入りとして除外している。
まずはマイベスト15位〜11位をサクッとご紹介。
15位
尿尿ザコシの劇場版ションちゃんベンちゃんのチンちゃんボーちゃんテーマソング/ハリウッドザコシショウ
ハリウッドザコシショウ2023年単独ライブのテーマソング。
もう一生ゴーストバスターズのテーマをまともに思い出せなくなってしまった。
14位
大宮ストレートパーマ/あべまえば
突如現れた謎の音頭。トランペットも自ら演奏。低予算で組まれたであろうMVと時折差し込まれる爆音のドラの音は何度も見たくなる不思議な魅力がある。
13位
KADODE/朝倉さや
民謡日本一の実力を持つ山形出身のシンガーソングライター。その類い稀なる声と疾走感あるサウンドの融合は鳥肌モノ。
12位
求めよ…運命の旅人算/BEYOOOOONDS
結成から今までの年表が流れてくるMVの演出はガチで感動する。その後の西田汐里(しおりん)の渾身のホイッスルボイスの破壊力は凄すぎるのでみんな一度は聞いて。
11位
役者犬のうた/SARD UNDERGROUND
ZARDのトリビュートバンド。実話を基にした賛否両論の歌詞と度重なる転調が曲に緊張感をもたらしている。令和のフォークソング。
…やっぱり30位ぐらいからじっくりやりたかったが時間の都合により割愛。
残念ながら選外となってしまった楽曲は
「ダーリン/須田景凪」
「まぶた/Vaundy」
「アイワナムチュー/asmi,すりぃ」
「名前は片思い/Indigo la End」
「LADY/米津玄師」
「だから一枚だけ盗んだ/SHO-SENSEI!!」
「強風オールバック(feat.歌愛ユキ)/Yukopi」
「凡人様/紫今」
「笑わせらぁ/Dannie May」
「審美眼/和ぬか」
「カイホウエクササイズ/あめんぼぷらす」
「脳内麻薬/RAY」
「fake face dance music/音田雅則」
「悲しみはバスに乗って/マカロニえんぴつ」
「Snake/ビッケブランカ」
「グッバイバイ/冨岡愛」
「DIGNITY/Ado」
「人マニア/原口沙輔」
「ゴロワーズを吸ったことがあるかい/森山良子」
「Gordon Kill the Thomas/ピーナッツくん」
「バンビーナ・バンビーノ/宮本佳林」
(だいたいリリース日順)
もうどれも1曲1曲語りたいぐらい良かった…
ここからが本番トップ10のご紹介です
10位
GOOD TO GO/39-MAN
リリース日:2023/06/30
もうこれ令和のジャパレゲの星だ。
誰もどこかで一度は聴いたことがあるだろうベンチャーズのパイプラインをベースにした一曲。オケ単体のノリの良さはもとより、それに合わせた言葉たちとリズム感抜群のフック(サビ)は問答無用で引き込まれる。
なんとこの貫禄でまだ20歳ちょい。凄すぎるよ。
9位
ネクタリン/てれび戦士
リリース日:2023/07/12
※NHKだからか動画埋め込み不可。
「子供だからできない」なんてことはない。
作詞作曲はマカロニえんぴつのはっとり。
後にアルバムでセルフカバーをしている。
子供たちのまっすぐな歌声、前向きだけれど意味深な歌詞、m7が要所で差し込まれている音作りなどはNHKということもありどこかヨネケンのパプリカを感じさせる。
踊っている子供たちはかわいいが、後ろで踊っているティモンディの2人が無機質すぎて怖い。
8位
襲撃/ドレスコーズ
リリース日:2023/08/30
このMVを見終わった時、あなたの情緒はメチャクチャになる。
文字通り己の脳に襲撃を受けた一曲。
生々しさを感じるギラギラしたギターの音に乗せた志磨遼平の歌声、二元的に繰り広げられる互いの物語、終盤に出る題字やメッセージ、何から何まで"生"を感じる。
「最低なともだち」「少年セゾン」に次ぎ、丸々一本の映画を見たような充足感に包まれた。
7位
奇縁ロマンス/ナナヲアカリ
リリース日:2023/05/10
すいませんアニメ見てないです。
2023年に聞いた数少ないアニタイ。
アニメは見てないホントごめん。いつか見る。
歌い出しから「あぁ!和ぬかだ!」と感じる音の作り。コテコテのペンタトニックスケールが江戸前の雰囲気とマッチしており、これぞ和ぬからしいという仕上がりになっている。
BS11のAnison Daysで森口博子お姉さんが披露したカバーがあまりにも良すぎた。フル尺だったし。
アニメ見てたらもっと感情移入できたんだろうな…今年こそは。
6位
ハオハオわんだーらんど!/のらりくらり
リリース日:2023/11/02
なァ……こんなことってさァ……
12月、どうしても黄色担当の藤吉ひなちゃんを一目拝みたくなり、仙台まで対バン式のライブを観に行く。
それはそれはもうちっちゃくて可愛かった…なのにステージは凄くパワフル。透き通った歌声もめっちゃ好き。ハオハオわんだーらんど楽しすぎて脳ちぎれるかと思った。特典会もマジ可愛くて最高だった。「もう俺ずっと藤吉ひなちゃんを推していく……一生……心から誓う……!!」と決めた矢先、年が明けてすぐに、ひなちゃんのグループ卒業が発表された。
そんなことあるかよ……!!!そんなことが……!!!
この一連の流れを長編ブログに書きたかったのだが忙しすぎて割愛。ハァ。
5位
リリース日:2023/01/18
ショート全盛のこの時代に1分10秒も間奏に使う漢気。
「猫」「沈丁花」で一躍有名になったグループだが、一度DISH//の原点に回帰したような新井弘毅氏作曲のダンスロックにオリエンタルな風味がプラスされた一曲。
特筆すべきは1分10秒の長い間奏。
MVの雰囲気よろしく、その間奏中にはYMOの「東風」をオマージュしたであろうフレーズが流れるのだ。
聞く人が聞けばこれはまさしく東風。
あろうことかこの曲がリリースされる1週間前に高橋幸宏氏が急逝。もちろん直接的には関係していないのだろうが、そういうのも相まって勝手に個人的に感極まるものがあった。
4位
HEARTRIS/NiziU
リリース日:2023/10/30
NiziUによる「逆輸入の逆襲」が今始まる。
縄跳びダンスで日本を席巻したNiziUがついに韓国デビュー。JYPエンターテイメントに所属しながら、韓国でのデビューまでは長い道のりだった。
そんな韓国デビューのリード曲となるのがこのHEARTRIS。ハートとテトリスの造語のようだ。
ピコピコサウンドに隠れがちだが、裏で暴れまくっているベースラインが異常。聴けば聴くほどベースの沼にハマる。なんだこれ。
それ以上に、難解ながら一糸乱れない振り付け、RIKUやMIIHI、NINAの歌うま高音組が後半の盛り上がりを際立たせている。
4年連続紅白出場を決め(2023年も縄跳びだったのは謎やろ)、勢いに乗るNiziUだが、韓国ではまだまだこれからが勝負。そんな9人の船出を心から応援したい。
3位
Mr.Sonic/QUBIT
リリース日:2023/11/22
全てにおいて前衛。ハイパーミュージックをご体感ください。
ヨネケンとの「打上花火」や岡ちゃんとの「ステップアップLOVE」で一躍その名を世に広めたDAOKO(現:Daoko)をボーカルとして据え、相対性理論の永井聖一氏らを擁した5人組バンド。
世代もジャンルも違う5人組とありつつも、アルバム「9BIT」では5人の個性が収録曲それぞれにいかんなく発揮されている。
この「Mr.Sonic」のMVは全編にAIイラストを使用した目まぐるしい映像。マクロスやダーティペア、ジブリなどから学習したのであろうイラスト達はコメント欄では「AIを使うなんてがっかりした」と賛否両論が繰り広げられている。クリエイティブな面で見れば、まだまだそういった批判は受ける時代だと思うが、現代のアーティストシーンに一石を投じた並々ならぬ挑戦的な意識が伺える。
Daokoの歌声とバンドサウンドがあまりにもマッチしすぎており、今までの打ち込みにはない魅力が最大限に引き出されている。ケロケロ盛り盛りなエフェクトもどんどんかけて欲しい。
これからの展開が非常に楽しみなグループとなっている。ぜひ一度ライブに行ってみたい。
2位
貴方の恋人になりたい/チョーキューメイ
MVリリース日:2023/06/02
(アルバム:するどいささくれ:2022/06/01)
2023年最大の個人的バイラルヒット。2022年に見つけられなかったことを強く恥じる。
2020年5月にリリースされた新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」は、SNSの影響により3年越しに大ヒット。年末の歌番組は引っ張りだこだった。
どんな曲がSNSバズり=バイラルヒットを起こすか分からないこの時代、最も心を揺さぶられたのがこの曲。
チョーキューメイは2020年結成の4ピースバンド。全ての作詞作曲をボーカル・麗が担当している。今年「貴方の恋人になりたい」を聴いて心臓をえぐられてから、結成からこれまでリリースされた全ての曲を聴いた、全て。
そうして、2022/06/24にリリースされたおやすみパパママに辿り着く。
これが一番凄かった。マジで凄い。
ボーカル・麗の歌唱力、表現力に加え、狂気性さえ感じさせる作詞、叙情的なコードと構成の作曲まで担当していると考えると、その凄まじい音楽性に驚嘆せざるを得ない。令和の中島みゆきかと思った。
このアーティストを2022年中に見つけられなかったのはホンマ恥です。恥しか送っていない生涯。最悪やホンマ。
1位
ピンクブルー/緑黄色社会
リリース日:2023/05/17
グループ4枚目となるフルアルバム「pink blue」のリード曲。「花になって」や「サマータイムシンデレラ」、「ミチヲユケ」「陽はまた昇るから」などのスマッシュヒットを量産した2022年〜2023年の緑黄色社会だったが、この曲は際立って挑戦的な一曲だったと思える。
「緑黄色社会であって、緑黄色社会ではない」、漠然とした変化がこの曲にはあると感じた。
開始数秒、a-haの「Take On Me」かと思うほど80年代のシンセポップを彷彿とさせるイントロで心をグッと掴まれる。ギターサウンドもMOON CHILDやsurfaceのような平成初期のロックを感じさせる。だけどどこか新しい、ここら辺の絶妙な混ぜ具合が上手すぎる。
「ブルーなんだけれどもピンクを混ぜたらその程度のブルーだったんだよね」という絶妙な感情の描写に感動した。それをものの見事に楽曲に落とし込んでいて、「ブルーでありながらピンク」というある種両極端である2つの色を曲調に反映されている。なかなか出来ないって。
詞曲ともに長屋晴子のカリスマ性にただただ驚かされるばかりである。
嫌なことがあっても、なんだ大したことないじゃんと思えるような、すごく前向きになれる一曲。
今までのヒット曲にはない、「新しい緑黄色社会らしさ」がバチバチに伝わってきた。こんなのをまだ隠し持っているグループヤバ過ぎる。
これは全くの余談、ピンクブルーを初めて聞いた時に感じたコード進行やアンニュイな雰囲気は、ロックバンド・KEYTALKの「MURASAKI」を初めて聞いた時の衝撃と似ている。
ピンクとブルー混ぜたらMURASAKIだよな…という何か運命めいたものを感じてしまった。これは勝手な解釈なので皆目見当違い。
という感じで、2023年は緑黄色社会の「ピンクブルー」が最も心を揺さぶられた一曲となった。
やはり2023年はSNS上がりの楽曲が世間を賑わせていたように感じる。なので選考もそちらに偏りがちになってしまったが、結局バズる曲はバズるべくしてバズっているのだという話に落ち着いた。だって良いんだもの。
しかし再生回数が4,5ケタの楽曲ほど刺さる曲が存在するのも事実。こういうのは後から出てくるから困るんだ。
2024年もいっぱい音楽聴こうね
おわり
お詫び
あけましておめでとうございます。
公私共に年末年始に激務が発生し2週間ほど昏倒しておりました。
本年もよろしくお願いいたします。
親知らずをガチ抜きした話 最終章①
それは今年11月のこと。
左上奥の歯茎が爆裂に痛くなる。
この痛みは歯ではない。
左上奥の歯茎が痛い。爆裂に。
最初は何か食べたものが悪かったとか、寒暖差で歯茎が収縮しているのだろう(?)などと、とにかく虫歯ではないだろう…と思っていた。
しかし痛みは日に日に増すばかりで遂に夜中、発狂する。
「アオオオオオwwwwwwwオッホホホホホホーウwwwwww」と、トムとジェリーのトムが放つ断末魔のような奇声を午前1時に放ったのだ。
眠れない、このままでは。
本気で耐えきれなくなり、翌朝歯医者に電話を入れる。
2年前に右上の親知らずを抜いた、ポケストップがある歯医者へ。
2年前の右上親知らずとの対戦はこちら
ここにもある通り、左上の親知らずは大昔に既に抜いてある。
だから今回の痛みは親知らずであるわけがない。親知らずを抜いた跡地の歯茎が痛むのだから。
電話を入れると、なんと即日OK。助かった……
2年ぶりに、松鶴家千とせ先生と再会する。
「お久しぶり、元気でしたか〜?」
…元気ならここには来ないだろうが。
ふと横の書庫に目をやると、「α波と1/fゆらぎ」というタイトルのVHSがあった。コレだよコレ。
「とりあえずレントゲン撮りましょうか」といい、おもむろに遮光板が付いた棒みたいなものを口に詰め込まれヴォエー!!!!!となる。アレ何なんだ。
待つこと数分、衝撃の事実が。
レントゲンに写された左上奥には…「歯が反転して埋まっていた」のである。
何を言っているか分からないと思うが…
この図がまさにそう。
大昔に抜いたと思っていた左上の親知らずは、
ただ「表面を砕いた」だけだったのだ。
言うなれば「墓場に埋めたはずの死人が息を吹き返し棺桶から手を出している」状態。
やられた……
そんな話あるか?
先生の話によると「加齢に伴って歯茎が下がり、少しずつ顔を出して化膿し始めている」「どこで抜いたのか分からないけどその医者が中途半端に抜いてくれたおかげで俺が大変な後始末する羽目になった」というのだ。
早急に抜かなければいけないのだが、とても今の状況では抜ける角度でも大きさでもないらしい。ただほんの少し顔を出している親知らずは爆裂に化膿しているらしい。それが痛みの原因だという。
とりあえずその日はロキソニンを処方してもらい多少痛みはマシになった。
しかし同時に良くないプランを聞かされた。単語だけ抜き出せば「切開」「破砕」「縫合」という不穏なものが並ぶ。
相当なオオゴトになるらしい。嘘だろ……
そう、悪夢は終わっていなかったのだ……
続く
今、食うてほしい無印の食い物ベスト5
突然だが俺はマツキヨフリークでありドンキフリークでありリオン・ドールフリークである。
(リオン・ドールとは福島を中心に勢力を広げている食品スーパーのことである)
この3社は俺の生活圏内に存在する生命維持のためのインフラストラクチャー・ネットワークなのだ。
では、この3社にもう1社を加えた「フリーク四天王」を作るとしたら何か?
その1社は「無印良品」である。
仙台にいた時は無印と衣食住を共にしたと言っても過言ではないほど通っていたのだが、郡山に来てからは来店頻度が落ちていた。
郡山の無印はザ・モールという複合施設に内包されているのだが、街ナカの複合施設内ということもありどことなく買いづらかった。
しかし、今年に入って「売場面積が東北最大級」とされる第二の無印良品が郡山市内にオープンしたのだ。
下の階はヨークベニマル(福島県を中心に勢力を広げているスーパー。リオンドールの敵対勢力)と併設されており非常に便利な場所なのである。
通わざるを得ない、通わなければいけない、通うしかない環境が完全に整ったのだ。
そこで、今回は食い物だけに限定し「今、食うてほしい無印の食い物ベスト5」を発表しようと思う。
第5位 チョコがけバナナバウム ¥220
無印の食い物といえばまずバウムかスコーン。
通年販売のバナナバウムにチョコがベターっと掛かった一品。
チョコが溶けないようにとの配慮から秋冬限定。
普通のバナナバウムですらうまいのにチョコまでかかってええんか…という満足感。
コーティングされたチョコの面を舌側に当ててベロベロ下品に貪るのがオレ流の食い方。下品だね。
第4位 小丸せんべい 柚子胡椒 10枚 ¥190
程よい醤油の味付けにほんのりピリッと柚子が香る一口サイズのおせんべい。
表面の醤油部分を味が無くなるまでベロベロしゃぶりながら食うのがオススメ。(また下品……)
弱点は10枚しか入っていないこと。無心でボリボリ食ってると一瞬で無くなる。
せんべいとは人生に似て儚く脆いものなのだ。
第3位 メロンバウム ¥180
春夏季限定フレーバーと謳っていたはずが冬になった今でも生き残っている。もう季節一周するど?
コテコテのメロンの香りとしっとりバウムの相性は抜群。しっかりメロンの味がする。
冷蔵庫で数時間冷やすとより一層美味しくなる。
前述の通り限定期間を通り過ぎても売られているのでいつ市場から消えてもおかしくない。
バウムの弱点は賞味期限が短くストックが効かないことなので生き残っているうちにたくさん味わっておきたい一品。
第2位 マスカット&ルイボス 375ml ¥120
飲みもんはマジでこれ一択。
もうほんと冗談抜きでずっと飲んでる。マジでうまい。
(2年で30円高くなっている……!?!?)
無果汁なのにぶどう果汁が含まれている。おかしいよなあ?
(法律上は5%未満を無果汁と表記できるため)
実質的には無糖なのだが深淵に甘さを感じる一品。
ノンカフェインなのも良いところ。寝る前でも全然OK。
どんな食事シーンにでも合うので何本ストックしててもすぐに無くなってしまう。
書ききれないが無印の飲みもんシリーズは本当にうまいものが多い。みんなどんどん飲んでくれ。
第1位 カカオトリュフ マール・ド・シャンパーニュ 100g ¥350
最強出ました。
最強ですこれ。
こちらも気温配慮から冬季限定。
去年も相当お世話になった商品。
マールと呼ばれる希少なブランデーを練り込んでおり、口に含んだ時、ひと噛みした時、舌で舐め溶かしている時、その度に芳醇な香りが浮かび上がってくる。
ロッテのラミーやバッカス辺りの果実酒系のチョコレートが好きな人は絶対にハマってしまうだろう。
特筆すべきは1袋あたりの脂質が42.7gであること。
とんでもない油脂分。内容量のおよそ半分が油脂分。でも一気に食ってしまうんだよな、食ってから後悔する。
チョコレートとしてのクオリティもさることながら、4,5個程度ではなくゴロゴロ入っているボリューム感も魅力。とても350円で買えるシロモノではない。倍額しても買うレベル。
冬の無印に行ったらマジでこれ探してほしい。本気でオススメする。
ああマツキヨ、ドンキ、リオンドール、無印よ、いつまでも俺の生活圏内から離れないでいてくれ……どうか……いつまでも……
今食うてほしいリオン・ドールの商品ベスト5もやるか?需要ありませんね………ハイ………
おわり
キモすぎて何の役にも立たない特技
人間誰しも特技のひとつやふたつがあるだろう。ペン回しやルービックキューブ、Y字バランスや10円玉を目や鼻の穴に入れるなど…
かく言う俺にもいくつか特技がある。
明らかに人より秀でている特殊能力があるのだ。
だが、どれもキモすぎて実践の機会に恵まれない。全くもって宝の持ち腐れなのである。
細かくキモいのもいくつかあるのだが、中でも今回は軽々しく披露できないレベルのキモい特技を5個ぐらい紹介させて欲しい。
特技①:500mlもしくは2Lのペットボトル飲料を何も見ずに触っただけで使われているメーカーとその銘柄を答えることができる
これは完全に職業病。
マジで軽く触っただけで分かる。
アサヒ飲料だけでなく日本のメーカーなら大体分かる。
コカコーラは固有ボトルが多いので単純。
サントリーは最近分かりやすい固有ボトル(天然水STRONGやクラフトボス)を増やしているのでより容易になった。
キリンは500規格にあまり特徴がなく面白みのないボトルが多い。
伊藤園のコーヒー紅茶系のボトル(TEA'sTEAシリーズなど)は最もデザインと手触りが良い。
主要メーカーから外れると難しい。サンガリアは汎用的なボトルを使ってくる。あと外国のボトルまで行くとムズい。
1番自信のある特技。しょうもないね。
「アサヒ飲料の主要商品のJANコード(13桁のバーコード)を大体記憶している」という特技もあるが、暗唱しても答えとなる現物が手元にない限り正解が誰も分からないというフラッシュ暗算みたいなものなのでそれは割愛。
特技②:パームボールを投げることができる
パームボールとは回転が少なく変化量の大きい変化球である。
かつてはホフマンやハラデイが決め球として使用しており、NPBで有名なパームボーラーといえば浅尾や帆足が挙げられるだろう。
そんなパームボールを俺は近所のおっさん相手に投げている。草野球で。
直球を投げている時に比べてクソキモいフォームになってしまうのでバレバレ。
砲丸投げ選手が砲丸を投げる時の腰を軟化させてケツをまくり上げて親指と小指が180°になるようなフォームになるため本当にキモい。
はたから見ても異形であることは明らかなのでできれば投げたくない。
特技③:湘南乃風の純恋歌(7分30秒)を1分30秒に圧縮して歌詞も何も見ずに高速詠唱する
カラオケでみんなで歌ってる時に選曲したらぶっ飛ばすぞランキング第2位であることでおなじみの湘南乃風の大ヒット曲。
そんな7分30秒ある名曲を、あろうことか俺は1分30秒で高速詠唱できる。しかもメロディー付き、歌詞カード抜きで。
歌詞中のパスタやパチンコにほぼ意味はなく中身はスカスカな曲なのだが、レゲエであるため歌詞そのものの密度はそれなりにある。
純恋歌高速詠唱初心者はまずこの密度につまづく。歌詞カードを見ながらでも2分すら難しいだろう。
そしてHAN-KUNのメロ、若旦那、SHOCKEYEのメロを歌い分けないといけないのだ。
HAN-KUNの高めの声が最も喉の消費が大きく息切れを誘う。そう、この曲はサビが重たいのだ。
中間で「会いに 会いに行くよ 会いに…」「LOVE SONG...LOVE SONG...」というフレーズが連発するところは通称「会いに連打」「ラブソング連打」と呼ばれるボーナスステージ。
この前ひとりで久しぶりに詠唱してみたが1分41秒掛かってしまい衰えを実感。皆にお見せする時はしっかり1分30秒に仕上げたいと思う。
特技④:物の長さを測る時に定規を使わず己の陰茎をプロジェクションマッピングのように投影させて正確な値を出すことができる
何を言っているか分からないと思うが……
例えば目の前にイワシが1尾いたとする。このイワシの長さを測りたい時に、大抵の人は定規やメジャーを使うだろうが、俺は己の陰茎を使って正確に長さを導き出すことができる。
もちろんボロンとその場で出すわけにはいかないので、まず念じる。ムムム…と念じていると己の陰茎がホログラムとなって対象物と重なってプロジェクションマッピングのように投影されるということだ。
己の陰茎とは運命共同体であるからして、完全に見慣れているもの。毎日陰茎と対峙して、きもちくなっているうちに、いつしか陰茎のホログラムを出すことに成功したのである。
己の陰茎の長さは決して5cmや10cm、20cmなど綺麗な値ではないが、ひとたび対象物に投影させれば「マラ3本分」、「マラ1と1/3本分」のように己の陰茎を基準に物の長さを正確に測ることができる。
そしてセンチメートル法に直した時にだいたい近い値を算出できるのだ。
ケーキを等分する時などにも己の陰茎を投影させて綺麗に切ることができるので、クリスマスシーズンは己のマラが役に立つのだ。(赤鼻のトナカイのサビ)
特技⑤:妊婦の匂いを嗅いで、生まれてくる子供が男の子が女の子かを判別する
これが本ッッッ当にキモい。
キモ過ぎるんだが何故か分かる。分かってしまうのだ。分かってしまう自分が怖い。
女の子が胎内に入っている時の特有の匂いがある。俺にはそれが分かる。
香水や柔軟剤などの後付けした匂いでは表現できない、言葉では表現し難い甘い感じの匂い。
男の子の時はそれが無く、また別な匂いがするのだ。
冗談抜きで現在のところ成功率は5/6。協力してくれた人が6人もいることに驚きだ。
(協力してくれた、というよりもおめでたの人に会った時に「お腹のお子さんは男の子ですか?」と先に聞いたら当たった、というキモ事象を何度か起こしている。)
男かな?女かな?の当てずっぽうでも5人当てる確率は1/32なのでそれほど大きな確率ではないのだが、並の正当率でないことは理解してもらえるだろう。
マジでキモすぎるので大々的に行うことができず自己封印している特技なのである。
ぜひ君達が結婚し、披露宴が催される際には余興として、こちらから出演料を支払うので是非とも呼んでほしい。このどれかの特技をお見せし、結婚式場を狂気と悲鳴の渦へと誘ってみせよう。
らすだいのデスブログ2023
明日から元旦まで毎日更新(毎日とは言っていない)
お楽しみに