らすだいのデスブログ

一睡もしてません

2022年 この楽曲がすごかった マイベスト10

 

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あけましておめでとうございます。

 

もう1月も終わっちまうよ。

 

なんもしてねえ、1月

 

とりあえずこれは本家の放送までに間に合ってよかった…

30位ぐらいから細かく書きたかったのにどうも書く時間が捻出できなかったよ…

 

まずは15〜11位をサクッと

 

15位

Super Ocean Man /Tohji & banvox

ビートとオートチューンがゲロ出るほど気持ちいい。

 

14位

絶頂讃歌/和ぬか

エロくて爽やかなラテンロック。

 

13位

トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat 花譜,ツミキ/MAISONdes

ミームがなければもう少し純粋に楽しめたのに。

 

12位

Good Luck!/SixTONES

歌詞がどこからどこまでもポジティブで泣けてくる。

 

11位

綺羅キラー (feat.Mori Calliope)/ずっと真夜中でいいのに。

「昆布だし」という単語をこの世で一番カッコよく歌詞に乗せる天才。

 

 

ここからが本番です

 

10位

ジャンキー/フレデリック

リリース:2022/03/30

 

イントロから既にフレデリック節。

開幕あやしいダンスから始まるのもフレデリッククオリティ。サビの振り付けはTikTokなどの年齢層に寄せてきたなという感じ。

 

メロディは全体的にトリッキーなのにキャッチー。(ジャンキーと韻を踏んでいるわけではない)

コードは今流行りの型だがボーカルの節回しと透明感はやはりフレデリックにしか出せない。

 

9位

Bye-good-Bye/BE:FIRST

リリース:2022/03/07

 

物足りなくも、充実した3分20秒。

年末の紅白初出場も決め、日本レコード大賞にもノミネートされた一曲。

曲構成が1A→1B1→1B2→1サビ→2Rap→2A→2B2→2サビ→終了という、Cメロも落ちサビもない珍しい曲構成。

Cメロも落ちサビもないの!?とついつい物足りなくなってしまうのだが、別れを前向きに捉えることのできるこの曲はこの短さがちょうどいいのだと感じた。これでいいんだ。

 

 

8位

果てることないダンス/Lucky Kilimanjaro

リリース:2022/02/23

 

なぜ人は踊りたくなるのか?

数々のフェスシーンを席巻するラッキリが繰り出した一曲。

「体じゃなくこの反応こそが私だと」という歌詞は心に刺さる。結局音楽にノれるかどうかは反応そのものなんだよなあ。

この曲を含め、ラッキリを代表する名曲となった「踊りの合図」「楽園」などが収録されたアルバム「TOUGH PLAY」は今年屈指の名盤となっているので聴いてほしい。

 

7位

チェンジ/ao

リリース:2022/08/03

 

16歳の表現力にアゴが外れた。

藤井風のサウンドプロデューサーでおなじみのYaffle氏が手掛けた一曲。

シェリル・リンの「Got To Be Real」を彷彿とさせるようなメロディラインが特徴なのだが、これをいとも簡単に乗りこなす16歳は何者なのか?

いい意味でMVは安っぽい。「等身大の高校生なのにこの歌唱の仕上がり」というギャップがより一層aoの魅力を引き出しているのだと思う。

 

6位

Super Freaky Girl/ニッキー・ミナージュ

リリース:2022/08/12

 

歌うケツだけ爆弾ことニッキー・ミナージュ。

マジで見るたびにケツが一回りデカくなっていっている。10年後ぐらいにはケツが本体になるだろう。

8月にリリースしたこの「Super Freaky Girl」は、リック・ジェームスの名曲「Super Freak」を大々的にサンプリングしている。曲の入りからしてもう最高なんだ。

詞に関してはとにかく下品の一言に尽きる。

「私の(マンコ)は傘よりもずぶ濡れで、アップルパイよりもぐちゃぐちゃよ」という部分に関してはさすがに頭を抱えた。もう一生アップルパイ食えん。

もちろんMVも下品。下品だよ。

 

5位

恋風邪にのせて/Vaundy

リリース:2022/03/07

 

グワーッと胸を締め付けられるイントロのギターリフ。BPMも120前後のミドルポップで昭和の匂いを感じさせる。

この曲のキモはC#にある。「そっとふたり目を逸らして気づいたの」の箇所、サビへの架け橋をF#m7→G#m7→C#にできるか普通?このC#、マジでヤバい。

サビ終わりも同じフレーズなのだが、このフレーズを両方で使ってしまうセンスがもう天才としか言いようがない。

独特の浮遊感というか、ノスタルジックなメロディライン、歌声、MVの成田凌すべてがハマっていて文句なしの一曲に仕上がっている。

怪獣も良かったけど紅白これ歌って欲しかったなあ。

 

4位

全部賭けてGO!/Juice=Juice

リリース:2022/11/23

 

段原瑠々のオーラロードは開かれた。

選考ギリギリで滑り込んできた16枚目のシングル。ここ最近のシングルはシティポップカバーが続いていたが、今回はオリジナル曲の両A面。

ダイアナ・ロスの「Upside Down」を彷彿させるようなディスコ風サウンドが心地よい。

そういう点では7位に選んだ「チェンジ」と同じ雰囲気がある。

とにかく段原瑠々の成長が凄まじい。

MVが始まるやいなや、右側にいる黄色のプロポーションに目を惹かれるだろう。

ダンスもキレキレ、歌唱パートは全てバチバチに決まっている。

Juice=Juiceのサブリーダーに就任して1年、今年はこのグループを引っ張っていくんだという強い熱量が伝わってくる。

彼女はまだまだ伸びる。ポテンシャルは計り知れない。

 

3位

SURFな最近/SKE48 team S

リリース:2022/06/08

 

小室よ、SKEをなんとかしてくれ。

あの小室哲哉が全面プロデュースを行なった、11年ぶりのSKE48オリジナル公演。

楽曲は全て小室哲哉木根尚登が書き下ろした。

その中で披露された一曲がこの「SURFな最近」なのである。

コードももちろんガチガチの小室節。夏やら海やらという情景と相まって浜崎あゆみの「You&Me」が香ってくる。(ボンジョビのアレやんというのはナシ)

楽曲ももちろんすごいのだが、TeamSの一体感もこの動画で感じられるだろう。「公演に満足できなければ全額返金」という異常な制約を持ちながら、真っ直ぐにやりきるメンバーの姿を見たら心が動かされることだろう。(返金を申し出たやつも実際にいたらしい。)

この気合いの入りようと、この小室クオリティ、そして圧巻のパフォーマンスを持ってしてもYouTubeの再生回数は数万回。なぜ流行らない?

この世はおかしいよ。

 

2位

JUICYSnow Man

リリース:2022/09/21

 

世界よ、Snow Manの本気を見よ。

セカンドアルバム「Snow Labo. S2」のリード曲。

リーダー岩本が自ら考案した振付はキャッチーでユニーク。俺は真似しようとして部屋の壁に足を強打した。

MVの構成も大胆。テーブルの上で踊ったり、ラストの大サビで飯を食ってるだけのシーンを使うのは凄すぎた。そして1曲通してラウールの色気が凄い。

彼らのパフォーマンスに気を取られがちだが、最も伝えたいことは大サビのベースが最高にエグいということ。

セカンドシングル「KISSIN' MY LIPS」のベースも大概だったが、よく聴いてみるととてつもないベースが効いている。

音作りにも振り付けにもMVにも全く余念がない、Snow Manの本気度が伺える名曲に仕上がった。

間違いなくSnow Manワールドスタンダードになる曲だと思う。

 

いま事務所が不穏な流れになっているだけに、彼らの活躍は希望の光になってくれるだろう。

 

 

1位

17/TOMOO

リリース:2022/10/26

 

これが令和の荒井由実だ……

あどけなさを感じさせる顔つきからは想像もできないほどのディープな歌声。歌い出しからギュッと心を掴まれる。

 

誰しも「昔に戻りたい」と考えたことはあるだろう。それは物理的に不可能でも、その時の人の存在さえあれば感覚的に戻ることができるんだとこの曲は教えてくれる。

 

俺も17の頃に戻りたくて当時好きだった女の子や仲良くしてた人らに久々に連絡してみようと思ったけどやめたことが何回かある。今でも俺の存在を覚えてくれているのだとしたら、もう俺はそれでいい。

「歳を取る」ということは決して全て無駄ではないのだと、この曲を聴いて気付かされる。

 

聴いていて無意識に涙が出てきた。

ミディアムバラードの中にこれほどまでに歌詞に切なさを描写できるアーティストはさながら令和の荒井由美

 

メジャーデビュー作の「オセロ」もぜひ聴いてほしい。

シカゴの「Saturday in the Park」のような雰囲気がありつつも、aikoの「ボーイフレンド」が浮かんでくる。

昭和と平成と令和が一度に感じられる名曲に仕上がっている。

 

彼女の音楽性は計り知れない。

本家関ジャムでも今年誰かのマイベストに入ってくるだろうと思うガチモンの逸材。

今後の楽曲も本当に本当に楽しみなアーティスト。

 

 

……とまあこんな感じです。

 

2023年もいっぱい音楽聴こうね

 

おわり