2086年度ユーキャン新語・流行語大賞ノミネート語5語が発表された。
1.サイボーグ志村けん
66年前の無念を晴らすため、最新の人工知能技術と立体化ホログラム技術、人工内臓培養技術などを融合させこの世に蘇った世界のレジェンダリー・サイボーグ・コメディアン。
変なおじさん(in 2086Remix) feat.怒カルマ長介(加藤Chance+高木Boost+仲本工事)が中高生の間で大ブレイク。
踊ったあとの決め台詞「Daft'n Dawn!-狂った夜明け-」は一世を風靡した。
関係者の情報では「サイボーグ研ナオコ a.k.a 蝮(まむし)」の開発も進んでいるという。
2.CDGs(循環可能な排便目標)
2016〜2030年までに掲げていたSDGs計画は失敗に終わり、今年度から新たに国連で採択された排便循環目標のこと(Circulative Defecate Goals)。
世界のフードロス改善計画で最先端を行く中国の好 蜀蕡(ハオ・ショクフン)(36)をはじめ、ギリシャのメルシー・ウンチーク(45)、ブラジルのユルンーチ・ポケット(生後7ヶ月)、キューバのサイボーグカストロ議長(160)などがこの計画に強く賛同している。
3.究極大火砕流
火山活動が非常に活発だった2086年だが、中でもネオ長崎県の超超超超雲仙普賢岳GIGAMAXで発生した究極大火砕流は死者656,393人、行方不明者2,631,479人という大惨劇を生んだ。
「究極」は1986年に、「火砕流」は1991年にそれぞれ受賞しており、およそ100年の時を経て再びノミネートされるという快挙を成し遂げた。
4.人生のK点
今年アンティグア・バーブーダで行われた冬季五輪にて、スキージャンプ日本代表の森本まさし太郎(56)が捨て台詞として使った言葉。
開催前のインタビューにて「俺は300メートル跳ぶ自信がある」「世界レベルの跳躍をご覧にいれます」「何ならちんちんも30センチある」
などと得意のビッグマウスで国民だけでなく世界全体を煽ったが、結果5.8メートルの素晴らしい垂直落下を見せた。全60選手中58位の大失敗ジャンプに終わり、雪中から引き上げる際につぶやいた「人生のK点を見誤っちゃったなァ」は世界の反感を買った。
5.バイオカロリーメイト
本年、協和発酵バイオと大塚製薬が合併し「大塚バイオ製薬」と社名を改めた。
看板商品として社運を賭けて生み出したのがこのバイオカロリーメイト。1コあたり4,698kcalの固形食品である。
1日の食事がバイオカロリーメイト1つで済むため、忙しい学生や社会人に大好評、異例の大ヒットとなった。そのため、米農家がこぞって露頭に迷い、コメ消費を回復させるよう米農家らがバイオ製薬に訴訟を申し立てた。およそ200年越しの「米騒動2086」が深刻な話題となった。
関係者の話によると同社は次に、人体の水分量を30%上昇させる「バイオポカリスエット」の開発を行っているという。